夜、食事の時間に、たいていのオトナは酒を飲む。
巣ごもりが続くいま、外飲みは避けてもっぱら家飲み。
「終電の心配がない」「外飲みより安く飲める」
こうした利点が多いことから、つい飲み過ぎてしまう人が続出しています。
つい「もう一杯だけ」が続く巣ごもりのお酒、誰もが気になる酒量の減らし方を考えます。
巣ごもり飲酒でお酒の家庭用販売量は急増
飲食店の営業自粛で、店舗はもちろん、卸業者、メーカーは大打撃。
ビール大手4社の販売量は、前年同月比のマイナスが2桁も落ち込んでいる月もあるようです。
一方で、家庭用の販売量は急増。
お酒の通販・配達・宅配の専門業者カクヤスさんによる公表データでは、じわじわ伸びて、30%~40%増の月も出てきているようです。
これまで仕事帰りに一杯ひっかけていたおじさんサラリーマンにとって、巣ごもりのいま、家飲みが唯一の楽しみ、という人も少なくなさそう。
ワタクシ自身は、以前から晩酌とかたいして家飲みの経験はなく、飲んでもせいぜい缶ビール系1~3本程度で完了です。
知り合いに聞いてみると、自慢げに次のように教えてくれました。
「コロナ前は居酒屋で軽くひっかけて帰っていたクチで、家で飲むのはせいぜい350mlの缶ビール1本程度。巣ごもりのいまは、自宅に焼酎の4合瓶やワインのボトルを用意するようになって、酒瓶が棚を占拠しています。
冷蔵庫の中には500mlの発泡酒6缶パックがキンキンに冷えています」
ちなみに「外飲みより確実に酒量はアップ」という44歳(男性)の同氏の酒量は、
「発泡酒2缶を飲んでから、焼酎を2合ちょい。“もう1杯”の誘惑に負けることもママあります」
といっていました。
巣ごもりの酒量を着実に減らす飲み方伝授

ちなみに1日の飲酒の適正量は、厚生労働省が示す指標(純アルコール量)では、次のようになっています。
ビールなら500ml缶1本、日本酒なら1合、ウイスキーならダブル1杯、
焼酎なら(25度)グラスに半分、ワインならグラス2杯
・女性 10グラム
上記のそれぞれ半分の量
先の44歳(男性)氏は、余裕で適量オーバー。というか、ほとんどの酒飲みなら定量オーバーしていることでしょう。
というところで、酒量を減らしたいアナタに、クリニック医院長などの専門家が教えるアドバイスをお届けします。
ぜひ参考にしてみてください。
ボトルはやめて量がわかるカップ酒にする
焼酎やウイスキーなどをボトルからグラスに注いで飲んでいると、どれだけ飲んだか酒量がよくわかりません。
缶ビールやカップ酒なら、飲み終えた空き缶やカップを並べておけば、飲んだ本数が一目瞭然。
空き缶やカップが目の前にいくつも並んでいたら、いやでも「飲み過ぎ」ということを意識せざるを得ないでしょう。
ロック派・水割り派は氷の作り置きを少なくする
ウイスキーや焼酎をロックとか水割りで飲む人に欠かせないのが氷。
氷が少ないと、ぬるくておいしくない。ということで、氷の切れ目は家飲みの切れ目。
氷がなくなった時点で、お開きとなりやすいでしょう。
冷蔵庫でつくる氷の量で酒量を調整することができそうです。
コンビニで100円程度で買える400~500グラムのかち割り氷を目安にしても良いでしょう。
3食しっかり取る
ワタクシでいえば、お酒を飲むときは、ロクにつままずひたすら飲む。
おなかが膨れると、もはやお酒を1滴すら口にする気がなくなります。
腹が減っていないと、お酒をおいしく飲めない。これ、酒飲みの思考回路といわれます。
そこで、お酒のアテは軽いつまみではなく、通常の食事のボリュームで晩酌する手もあり。
普段以上に体を動かすことが少なくなっていますよね?
朝も昼も含めて3食しっかりと食事をしていたら、あまり空腹になりません。
夕食のおかずで晩酌、ということも良さそうです。
ちなみに栄養学の大学教授は、酒量を抑える料理として、
「最初に食物繊維が豊富な野菜や根菜などを取ること。
具体的には肉じゃがやゴボウ、レンコンなどのきんぴら、キャベツやセロリのサラダもおすすめ」
とコメントされています。
料理など両手を使いながら飲む
ワタクシ、たまにこうした原稿を書きながら家飲みするときがあります。
一口グビリと飲んで原稿を進めて、またグビリ。飲むペースが遅い遅い。
実際に、両手を使うことをしながら飲むとおのずと酒量は減る、とおすすめする医院長もいます。
ということで、料理しながらグビグビ飲んでみる。
と、ペースはゆったりだし、次第におなかも膨れて、酒量が減らせそうです。
徐々に減らしていくことが成功のコツ
適度な酒量は、健康にも家計にも利点。
とはいえ、酒飲みがいきなり適正量まで酒量を減らすことを考えても無理がくる。
まずは“あともう1杯だけ”を我慢する、0.5合ずつ減らしていく、という程度が始めやすくなります。
逆の発想で、奮発して超高級なワインとかウイスキーを買って、大事にチビチビ飲むのもありかも。
返って酔えそうもない、か。


