重なる自粛やテレワーク要請で外出機会がめっきり減りました。
メンタル不調を訴える人が続出しているそうです。
調子はいかがですか?
“コロナ疲れ”“コロナうつ”などとも言われますが、実際メンタルヘルスにかかわる相談も急増しているようです。
メンタル不調の回復には「睡眠」がイチバンとか。
(メンタルだけに)その“ココロ”は!? を探ります。
メンタル不調のきっかけは生活リズムの変化
そもそも、メンタル不調・メンタルヘルス不調とはどういうものなのか?
厚生労働省『労働者の心の健康保持増進のための指針』には
「精神及び行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活及び生活の質に影響を与える可能性のある精神的及び行動上の問題を幅広く含むもの」
とあります。
昨今のみんなのメンタル不調のきっかけは、生活リズムがガラッと変わってしまったことでしょう。
通常会社員であれば、通勤、身支度、お化粧といったお決まりの時間があるもの。
テレワークだとそれらがイッキに無くなります。
am9:00のいつもの業務開始時間に仕事を始めるにしても、起床時間が遅くなったり、「明日お休み!」とタガが緩む週末のように、就寝時間も遅くなりがちに。
起床と就寝の時間が不規則になるのは、体内のリズムが乱れてしまう、と言われるとなんとなくわかるでしょう。
が、睡眠の質まで悪くしてしまっているというわけです。
「コロナ離婚」なんて、実に嫌な言葉も耳目にふれるようになりました。
夫であれ妻であれ、一日中いっしょに居るということは、自分の時間が無くなってしまうということに。
それぞれ自分の部屋があればまだしも、リラックスできる空間が持てないとストレスがかかる状態が続いてしまい、メンタル不調がどんどん蓄積されることになりかねません。
そうしたストレスが爆発し、いつしかコロナ離婚に…
プルプルプル、、(顔を横に激しく振る擬音) いやいや、楽しいことを考えよう。
睡眠不足がウイルス感染を招く!? リスク高

そうしたストレスを増幅しているのが、ゴールの見えないコロナ対策。
いまの不満が募る生活をいつまで続けなければならないのか、見通しが立たない不安が大きなストレスに。
ストレスと睡眠。
睡眠が不足→①自律神経が休まらない→②ストレスが解消されない→③ストレスが蓄積→④睡眠が乱れ睡眠不足に→①に戻る
いま心身で、こういう負のスパイラル現象が起きているってことなんですね。
ウイルス感染に関連して、ぜひ知っておきたい専門医のコメントを紹介しておきます。
「睡眠不足は感染症にかかりやすくなります。
十分な睡眠がとれていないと交感神経が優位になっている時間が長くなり、コルチゾールというホルモンが多く分泌されます。
コルチゾールはストレスにより分泌が促進されるステロイドホルモンの一種で、免疫を抑制する作用があり感染リスクをアップさせるのです。
また、睡眠不足で自律神経のバランスが崩れると、免疫をつかさどる白血球の働きも低下させてしまいます」
(東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長「日刊ゲンダイ」より引用)
こと免疫が低下しがちな50歳代シニアは注意しなければなりません。
次々と新型コロナ陽性者が出てくるのは、睡眠不足による感染リスクの高まりが大きな要因になっているのかも!?
良質な睡眠は生活リズムの安定から
では睡眠、いわゆる良質の睡眠を得るにはどうすればいい!?
ここは、いつもおいしく健康を届けてくれているグリコさんのサイトから引用させていただきます。
●良い睡眠3箇条
「寝つきが良い」
「ぐっすり眠る」
「寝起きスッキリ」
●睡眠の質を向上させる方法
就寝3時間前には夕食を済ませる
…就寝時には消化活動が終わっていることが理想的
温かい飲み物で眠気を促す
白湯、生姜湯、カモミールティーなど
ぬるめの入浴でリラックス
38度ほどのぬるめのお湯で。最短5分でも効果あり
リラックスできる音楽を聴く
ヒーリングミュージックが効果的
朝食はしっかり食べ夕食にはタンパク質を
朝食で体が目覚め、タンパク質は睡眠に不可欠なセロトニンの材料に
休日の生活サイクルを整える
日中の寝不足を招く“夜型化”防止に
室温・光で心地よい空間を作る
季節に応じ室温・体温の調整を
自分に合った寝具選びを
枕の高さ・硬さ、敷布団やベッドマットの硬さなど
(グリコ「POWER PRODUCTION MAGAZINE」より抜粋)
運動不足は貧乏ゆすりでも改善できる
テレワークが続くなか、起床時間、仕事を始める時間、就寝時間をこれまでと一定にして、生活リズムを安定させる。
これが良質な睡眠を得る土台なんですね。
テレワークでもう一つ意識したい点が、運動不足の改善。
まわりのオジサンみーんなが口を揃えるのは「通勤が適度な運動だったことを実感」といこと。
久しく見ると、みんな、脂肪付きましたねぇ。
ちなみに歩数に関するデータによると、都心に通勤している会社員は1日平均9000歩。
それがテレワークになると2700歩と3分の1以下に減っています。
運動不足の解消は、下半身の血行を良くするスクワットがおススメと言われます。
「面倒だなー」と思うなら、もっと簡単な“貧乏ゆすり”がおススメです。
下半身の血行を良くする、セロトニンの分泌を促してイライラを抑える、ウォーキングにも匹敵する効果があるということで、ちょっと意外ですね。
コロナによるメンタル不調の改善は睡眠で整えてみましょう。

